秋山準がDDTのヘッドコーチに就任。樋口和貞との初防衛戦が3・28後楽園に決定【DDT】

3月28日の後楽園大会で樋口和貞を相手に初防衛戦が決まった秋山

反発するディーノには「いろんなものがあっていい」


 DDTの選手の印象に関して、秋山は「身体能力というか、そういう部分ではかなり秀でたものがみんなあると思います。みんなDDTの中でしか試合したことがない選手が多いんで、自分を測るもの、どれくらいのものなのか、あまり分かってないと思うんですけど、かなりできている。ただ、それをうまく生かせられるように。もっと細かいところも必要な部分がありますし、逆にないんだなってところもありますし、そこは最低限、教えたいと思います」と話した。

「選手から反発があったら?」との問いに秋山は「(男色)ディーノ選手から反発食らってますけどね。僕が入って、僕のやり方が気に食わないっていう選手。じゃあ、その気に食わないなりの何かを見せてくれればいいし。俺は俺でチャンピオンとして、プロレスの本道を持ってきたというくらいだから、やらないといけないし。反発したら、その奴らが主張を見せてくれればいいし。それを言葉で伝えてくれればいいし。ただ単に反発するのはヘッドコーチとして許しません」と語った。

 ディーノがTwitter上で秋山に反発する姿勢を見せている件には「ディーノ選手に関しては、すごく認めているというか、ああいうスタイルではあるけど、それを貫いているっていうのはすごいことだと思うし。僕の言葉にTwitter上で反発してくるのは彼だけだと思うし。彼には彼のプライドとか、そういうものもあると思う。いろんなところが、ものがDDTにあっていいんじゃないかと思う。もしかしたら交わって、なんちゃら電源、なんちゃらサーバーもできるかも分からないし。それはそれでおもしろいかなと思ってます」(秋山)と話した。

 また、秋山は樋口和貞との初防衛戦を希望していたが、同団体がその意向を汲んで、旗揚げ24周年記念興行となる3月28日の東京・後楽園ホール大会で、樋口とのタイトル戦を組むことが決まった。

 秋山は「『D王』リーグ戦で、ちょっとかっこ悪い負け方をさせられたので、どうしても彼と戦って勝つまでは気持ちよくベルトを巻けないと思って、肩にかけるだけにしてますけど。彼に勝ってベルトを巻けるように、いい試合をして勝ちたいと思ってます」とコメント。さらに、秋山は「(樋口とは)荒々しい試合になるんじゃないかと思います。俺はそういうつもりでいくし、ヘッドコーチといっても、そこはまた違うんで。そこは選手として。本当はガッチリした役目みたいなところは必要ないんじゃないかなと思うんです。選手だけで生きてたほうが面白いことも言うし。ただキャリア的にも若い子たちを教えないといけない立場でもあると思うんで。リング上は完全なる選手としていかせてもらうんで、荒々しい試合にしたほうが彼のためにもいいのかなと思ってます」と語った。
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