葵わかなと三吉彩花「かわいらしい恋の感じが見えていったら」ミュージカルで女子高生カップル

撮影:NAITO

 岸谷は、日本語版の脚本、訳詞、演出を手掛け、出演もする。本作には、2018年にブロードウェイで出会ったそうで、同時期に見た作品のなかで「カーテンコールが終わって劇場を去るとき、お客さんが一番幸せな顔をしていた」と振り返り、「コロナ禍で、みんなが辛抱して、マスクをして、背中が丸まっているこの時、この作品はみなさんの心に栄養、元気を与えられると思っています」。さらに「そんな出会いがニューヨークであったことが幸せ」だとし、「(新型コロナウイルスの影響で)ブロードウェイは閉鎖されている。この作品を日本で成功させることがブロードウェイへの恩返し」と熱っぽく語った。


 地球ゴージャスでは初の海外作品となる。寺脇は「去年地球ゴージャスが25周年で、五朗ちゃんとの銀婚式も終えた。新しい道が開けるんじゃないかという想い」と話した。


 現在、稽古の真っ最中。「なんとか素晴らしい作品にして、お客様が勇気を出して劇場に来てくれた時に、エンターテインメントがあって良かった、エンターテインメントは滅びちゃダメだと思ってもらえるようにな作品を創り上げて、劇場に乗り込みたい」と意気込んだ。


 製作発表には、大黒摩季、草刈民代、保坂知寿、霧矢大夢、佐賀龍彦(LE VELVETS)、TAKE(Skoop On Somebody)も出席した。


 東京公演は、3月10日~4月13日に、TBS 赤坂 ACTシアターで。大阪公演は、5月9~16日に、フェスティバルホール。