津田寛治「類を見ない切り口のドラマ」!刑事が好物のラーメンと向き合う『ラーメン刑事』

目黒の「かづ屋」

 劇中には、目黒の「かづ屋」、日暮里の「麺酒処ぶらり」など実在する店が登場する。


「名ラーメン店の大将がラーメンを作る過程も描写していますので、ラーメン店の裏側を覗く楽しみもあります。会話の掛け合いも魅力的な脚本なので、後輩刑事・喜多方との芝居にも注目していただけると嬉しいです」と、津田。


 本作は警察歴30年の元神奈川県警刑事・小川泰平の刑事人生と、こよなく愛するラーメンとのエピソードに着想を得て生まれた作品。ドラマパートの後には、小川自身が店を訪れ、本郷台が解き明かせなかったラーメンの謎に迫っていく。


 視聴者は夜中のラーメンの誘惑に勝てるか。



日暮里の「麺酒処ぶらり」