古田新太「おいら以外のメンバーは大丈夫」 Yellow/新感線いよいよ出発!浜中文一、西野七瀬も初参加

撮影・田中亜紀

 1996年、2003年に上演された『花の紅天狗』のスピンオフ作品。木野が演じる爆発的なテンションの月影花之丞が再び登場。座長の月影のもとに集まるのは、古田演じる看板俳優の塾頭剛太郎、ワケありの元トップ女優、契約ほしさに稽古に参加する保険外交員……。そこに、塾頭が国際的な殺し屋という情報を得たインターポール極東支部捜査官が劇団に潜入しようとやってきて……。歌あり、笑いあり、強烈キャラが満載の元気になる作品だ。


 製作発表で派手な立ち回りを期待していたのにあまり動かないとボヤいていた新感線初参加の浜中文一は、「ここまでやってみたら次はフルスペックの新感線に出たいという欲が出てきました。頑張ってまた呼んでもらえるようにやりたいと思います」と、すでに先を見据えたコメント。


 同じく初参加の西野七瀬は、「すべてが初めてのことだらけ」だとしながらも、「共演者の皆さんとも打ち解けられてきたので、今まで積み重ねてきたことを劇場にいらっしゃったお客さんにしっかりと届けたられたらと思っています」と意気込む。「すごく楽しく、居心地が良く、今こうして皆さんとご一緒できていることがとても幸せ」と話し、稽古を楽しんだようだ。


 木野も「みんなマイペースなんです。掛け声かけなくても、それぞれ勝手に全力投球してる感じで、最年長の私があまり年齢差を意識しないで、気楽に稽古出来た心地よい稽古場でした」と振り返る。