新美貴士が強敵・斗麗からダウンを奪っての判定勝ちで初防衛に成功【Krush.122】

新美(右)はこの日も武骨に前に出てローを蹴る(撮影・蔦野裕)

いきなり最強の挑戦者を迎撃


「Krush.122」(2月27日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「Krushフェザー級タイトルマッチ」で王者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)が斗麗(WIZARDキックボクシングジム)を相手に初防衛戦に臨み、2-0の判定で勝利を収めた。


 新美は昨年9月と11月の2大会に渡って行われた「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、王座を獲得した。斗麗は当初、このトーナメントに名を連ねていたが、右手首の病気で欠場。12月の復帰戦で稲津航大を1RKOで破り、一夜明け会見でタイトルへの挑戦をアピールしていた。


 2人は昨年8月のK-1大阪大会で対戦し、その時は斗麗が判定勝ちを収めており、新美にとっては防衛戦ではあるが、同時にリベンジマッチ。斗麗はトーナメントでは優勝候補の一角と目されていたことから、最強の挑戦者ともいえる存在だ。



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