新美貴士が強敵・斗麗からダウンを奪っての判定勝ちで初防衛に成功【Krush.122】

晃貴の豪快な右フックが炸裂(撮影・蔦野裕)

セミファイナルでは晃貴が復活のKO勝ち


 セミファイナルでは元Krushバンタム級王者の晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)がK-1甲子園2020王者の野田蒼(月心会チーム侍)をKOで破り、復活の狼煙を上げた。


 晃貴はここ5試合で1勝4敗と実力を発揮できない試合が続き、今回の対戦が決まった際には「今の自分なら1R1分ぐらいで倒せるかな」とまで言われる始末。


 しかしこの日の試合では、晃貴はプレッシャーをかけ前に出て打ち合いに持ち込むと右フックのカウンターから、もう一発右フックを当て、先制のダウンを奪う。


 2Rも晃貴がプレッシャーをかけ距離をつぶして、右フックを強振すると野田は2度目のダウン。立ち上がるも足元がふらつき、レフェリーが試合を止めた。



「Krush.122」(2月27日、東京・後楽園ホール)

◆プレリミナリーファイト第1試合/Krush女子アトム級/2分3R
△森川侑凜(サポートスクールグレス)(判定1-1=29-30、30-29、29-29)Kiho(TeamK.O.Garage)△

◆第1試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
○藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)(3R2分9秒、KO)大石和希(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)●

◆第2試合/Krush女子アトム級/2分3R・延長1R
●チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)(判定0-3=29-30、29-30、28-30)NOZOMI(TAD)○

◆第3試合/-56kg契約/3分3R・延長1R
○小巻海斗(真樹ジムAICHI)(1R2分15秒、KO)44・ユウ・ウォーワンチャイ(REVIVAL-GYM/team夢之力)●

◆第4試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(1R2分36秒、TKO)佑典(月心会チーム侍)

◆第5試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
●近藤拳成(大成会館/キックボクシングジム3K)(1R1分42秒、KO)大野祐志郎(ALL-WIN team 華王州)○

◆第6試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
●蒼士(昇龍會)(判定0-3=27-30、27-30、27-30)璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)○

◆セミファイナル(第7試合)/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
○晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(2R1分22秒、KO)野田 蒼(月心会チーム侍)●

◆メインイベント(第8試合)/Krushフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○新美貴士(名古屋JKファクトリー)(判定2-0=30-28、29-28、28-28)斗麗(WIZARDキックボクシングジム)●

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