16年ぶりのリングで山口元気代表が皇治に“黄金の左ミドル”を連発【REBELS】

割と強めの蹴りを入れていった皇治(撮影・上岸卓史)

ウィラサクレック会長がレフェリーとして“参戦”


 皇治は現在、ウィラサクレックフェアテックスジムで練習をしており、ウィラサクレック・ウォンパサー会長がセコンドの一員として入場。ところが会長はやおらジャージーを脱ぎレフェリースタイルとなると、レフェリーとしてエキシビションマッチに“参戦”した。


 山口代表は予告通り、クロスポイント吉祥寺所属の小笠原裕典と瑛作の小笠原兄弟とジムに通う子供たちと共に入場。思い出深い「山木ジム」とコールされた。


 試合は2人がウィラサクレック会長にローキックを打ち込んでからスタート。皇治がロー、ミドルに得意の右ハイと繰り出していくと山口は左ストレートを返す。皇治の右ミドルや左ボディーで山口がダウンも、レフェリーは無情にも「ノーダウン!」とファイトを強要。しかし会見で「足が上がるか心配」と話していた「黄金の左ミドル」もこのラウンドだけで3発繰り出した。