【K-1 K’FESTA】年間最大のイベントが今年は2DAYSで開催

KO決着は間違いなし 山崎秀晃vs不可思


 K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)がスーパー・ライト級のスーパーファイトで不可思(クロスポイント吉祥寺)と対戦する。


 山崎は昨年9月の大阪大会で王者・安保 瑠輝也に挑戦し、1R序盤からラッシュをかけわずか1分19秒でKO勝ち。悲願のK-1のベルトを獲得した。この試合で「K-1 AWARDS 2020」で2度目のベストバウトを獲得したのだが、1回目も同じ安保との試合。その時は敗れての受賞とあって、今回の受賞は喜びもひとしお。


 対する不可思は「KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級」「REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級」など計5つのタイトル歴を誇り、2019年6月にK-1ジャパングループに参戦。K-1ルールにアジャストしない時期もあり、連敗もあったが、昨年12月の両国大会で鈴木勇人に先制のダウンを奪われながらも逆転のKO勝ち。試合後には何か吹っ切れた様子で、これからの上昇を感じさせた。


 不可思は一夜明け会見で「タイトルに絡んでいけるようになりたい」と言っていたのだが、いきなりノンタイトル戦とはいえ、王者との対戦が組まれた。ここで勝てば年内にも再戦でのタイトルマッチも考えられるだけに、ここは力が入る一戦だ。


 一方、山崎にとってはここで勝てばスーパー・ライト級では長期政権になりそうな雰囲気。そうなると同門の佐々木大蔵との対戦も見えてくるのか…? 勝敗次第では今後のスーパー・ライト級戦線の風景が極端に振れそうな一戦となる。



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