王者バズーカ巧樹に大谷翔司が挑戦するタイトルマッチが決定【4・25 KNOCK OUT】

背水の陣で再起戦に臨む小笠原裕典

小笠原裕典が再起戦で九州のまだ見ぬ強豪と対戦


 この日は小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺)が初参戦となる銀次(Next 零)を相手に再起戦に臨むことも発表された。


 小笠原は昨年、準決勝までが行われたREBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント」の決勝で今年2月か3月に弟の瑛作と対戦の予定だったが、新型コロナの影響で日程の延期と変更が続き55.5kgを維持することが難しくなったこともあり、決勝を辞退。今年1月に行われた「REBELS ~New Year Festival~」から階級を57kgに上げヒジなしの「BLACKルール」に転向。REBELS初参戦となる大脇武(GET OVER)と対戦したものの、ダウンを奪われた末に判定負けを喫していた。


 対する銀次はこれまで九州を主戦場に戦い、20戦15勝(6KO)3敗2分の戦績を残し、九州プロキック・フェザー級、TENKAICHIフェザー級、大和57.5kgの3つのタイトルを獲得。KNOCK OUTで活躍する栗秋祥梧とは九州で2度戦い、いずれも勝利を収めているという強豪だ。


 会見には小笠原のみが参加した。小笠原は「ここ最近ずっと結果を出せていない。それが不甲斐ないというか、めちゃくちゃ悔しくて、次の試合は絶対に勝ちたい。勝ちという結果に飢えている」と話し、相手の印象については「気持ちの強いファイターだと思う。でもしっかりとした基本的なキックボクシングもできるうまさがある選手」と語る。


 そして「今回の試合は僕も何が何でも勝ちたい。勝ちという結果に飢えている。相手も初めてのKNOCK OUTの試合で、勝って上がっていってやろうという気持ちがあると思うので、気持ちと気持ちのぶつかり合いになると思う」と何度も「勝利」へのどん欲な姿勢を見せた。



「KNOCK OUT 2021 vol.2」(4月25日、東京・後楽園ホール)
〈この日発表されたカード〉

◆KNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
バズーカ巧樹(王者/菅原道場)vs 大谷翔司(挑戦者/スクランブル渋谷)

◆スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK(契約ウェイト未定)/3分3R・延長1R
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)vs TBA(調整中・後日発表)

◆KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R・延長1R
小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺)vs 銀次(Next零)

◆KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級/3分3R・延長1R
炎出丸(クロスポイント吉祥寺) vs 加藤和也(ドージョー☆シャカリキ)

◆KNOCK OUT-BLACK女子45.0kg契約/2分3R
川島えりさ(クロスポイント吉祥寺)vs 井上弥生(橋本PREBO)
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