大本命の松倉信太郎が「誰が勝つべきなのかは大半の人が分かっている」【KNOCK OUT】

準決勝で松倉信太郎と対戦する渡慶次幸平

渡慶次「10回やったら2回勝てるかも。その2回のうちの1回を出したい」


 他の3選手も田村「明日はとりあえず勝たないと何も進まないので、何が何でも勝ちに行きたいと思う」、吉野「先ほどの計量の時に挨拶をさせていただきましたが、(田村は)本当に強い格闘家の顔をしていた。明日の試合だけにまずは集中して戦いに挑みたい」、渡慶次「僕は2018年にミャンマーラウェイで世界チャンピオンになったが、その年だけベルトがなかった。棚ぼたですが、小泉選手の代わりに出てきた僕が決勝にいったら面白いな、なんて最初は思っていたが、試合が明日に迫り、日々、松倉選手の試合の動画を見るたびにその強さが分かってくる。格闘家はみんなそうだと思うが、どんなに強気な発言をしていても、試合が怖くない選手なんていない。明日、結果が出てしまう。明後日の今頃は試合が終わって結果が出ている。そこで僕が家族と楽しい時間を過ごすためにも明日、全部を出して戦う。僕が負けると思っている人がほとんどだと思うので、その人たちをびっくりさせたい。なので明日は死ぬ気で頑張ります」などとそれぞれのキャラにあふれたコメントで意気込みを語った。


 渡慶次は小泉の欠場により今回のトーナメントへの出場となったのだが「(松倉は)この間、T-98選手にも勝っているし、その強さは分かっている。10回やったら2回くらいは僕が勝てるかもしれないなというイメージ。明日はその2回のうちの1回を出して勝ちたい」と話す。そして「2019年の初戦で拳を骨折して、拳だけだと思っていたら、先月からパーフェクトな整体をしてくれる先生の所に行って体を診てもらったら、右手首と右肩がずっと脱臼していて、そのまま試合をしていたらしい。打っていても“痛いな”とか“俺ってパンチが短いな”と思っていたが、その脱臼が原因だったらしい。それを治してからミットを打っていてもスパーリングでも明らかに強く打てている」とケガが癒え、好調な仕上がりであることをアピール。