新生KNOCK OUTの第1試合で鈴木千裕が予告通りの壮絶1RKO勝ち【KNOCK OUT】

久保(左)もパンチを返し、2人のパンチが交錯(撮影・蔦野裕)

1R開始早々に左フックでダウンを奪う


 1R開始のゴングが鳴り、グローブを合わせた瞬間に左ハイを放った久保に鈴木は左フックを合わせ、いきなりダウンを奪う。


 立ち上がった久保に鈴木は左右のフックをラッシュ。それでもパンチ、ローを繰り出す久保に鈴木は左アッパーもまじえノンストップのラッシュ。本能で前に出て距離を詰める久保だが、目はうつろ。


 鈴木はなおもパンチのラッシュを止めず、最後は右ストレートで2度目のダウンを奪いKO勝ちを収めた。


 鈴木は試合後、マイクを持つと会場を見まわし「昨日の会見を見ていただいた方は分かると思うんですが、結構来ていただいて、めちゃくちゃうれしいです。決勝戦は満席の状態で試合をしたいんで、5月の決勝戦はぜひ、僕を見に来てください」と絶叫した。