新生KNOCK OUTの第1試合で鈴木千裕が予告通りの壮絶1RKO勝ち【KNOCK OUT】

準決勝の第2試合は与座(左)の左ミドルが冴えわたった(撮影・蔦野裕)

与座vs宮越は延長にもつれ込む熱戦を展開


 準決勝の第2試合は宮越が与座優貴(橋本道場)と対戦。


 1Rは与座がサウスポーからの左インロー、奥足の右足への左ローを連発。宮越の両足は早くも赤くはれていく。それでも強引に前に出てパンチで反撃する宮越。2Rも与座は左ローが冴えわたる。しかし宮越は1Rに比べプレッシャーを強め、右ロー、パンチの連打を繰り出していく。与座はしっかりガードも宮越のパンチは強烈。ラウンド終盤、宮越はコーナーに詰めパンチの連打。強烈なボディーが入るも与座はしのぎ、ローで反撃。


 3Rも与座は左のロー、ミドル、ハイで宮越を削っていく。しかし宮越はパンチで前に。与座は足を使って宮越の突進をかわすが、宮越のパンチをもらう場面が増えてくる。与座はやや動きが鈍るもローの威力は変わらず。宮越のプレッシャーも強烈で左右のフックが与座を襲う。しかし与座は残り20秒で左ミドルを連打。最後は2人のパンチが交錯する中、ラウンド終了。