松倉信太郎が田村聖との決勝に「この展開自体、僕が“持ってる”」【KNOCK OUT】

「これから2カ月練習して、勝つ自信を100%にしていきたい」と田村

互いに実力を認め合う


 田村は松倉の試合については「渡慶次選手が打ち合いに行って、それに応じていたので気持ちの強い選手だと思いながら見ていた。打ち合いのなかでも三日月蹴りを蹴ったりしていて、パンチもあるし、うまさもある選手。自分は今は勝つとははっきりとは言えないが、これから2カ月練習して、勝つ自信を100%にしていきたい」と話した。松倉も田村の試合については「吉野選手と2人ともパワーがすごくあって、その中でローキックもしっかり効かせていた。ローキックも足の甲ではなく、すねで蹴っていて、すごくうまいと思った。下に振ってからパンチで倒す。キックボクシングのちゃんとした技術で倒していたので、KOはまぐれではないと思う。実力のある選手なので、そういう選手とタイトルを争えるのは楽しみ」と話すなど互いに実力を認め合った。


 5月22日は「KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王座決定トーナメント」の決勝も行われる。どちらかがメインになることが有力で、先に会見した鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と宮越慶二郎(拳粋会宮越道場)はともに「神興行にする」と宮田充プロデューサーに猛アピールした。


 田村も「メインでやれば自分のモチベーションも上がる。モチベーションが上がれば試合の結果にもつながると思う。試合がよくなればお客さんを喜ばせることもできると思うので、メインがいい」と話す。