乃木坂46松村沙友理「どっぷりと感じてもらいたい」少女文學演劇『雨の塔』開幕

 松村は財閥の妾腹の娘として産まれた三島を演じる。「稽古を重ねて雨の塔の世界観を感じれば感じるほど、どんどんとハマっていきました。早くこの世界を観てほしいという気持ちと私に三島敦子をどこまで伝えられるだろうかという不安とどちらもありますが、 四人で過ごせる今を楽しみたいと思います」と、コメント。また「二つのバージョンがそれぞれ本当に違った雰囲気とお話になっていて、ぜひ両方みて雨の塔をどっぷりと感じてもらいたいです」と話している。


都岡を演じる藤本結衣は、「キャストの皆さんが素敵でその時その場に生きている三島、小津、矢咲として都岡に接してくれるので毎回通しをする度に新しい気付きや新しい気持ちが生まれてきたりしますし、きっとこれは本番が始まっても積み重なっていくんだと今からとても楽しみ」とし、「言葉はもちろん、歌や振りなどからもこの学校の中で生きている少女たちの息遣いまで感じて頂けるような作品になっていると思います。私たちがどの様に生きているのか見届けていただけるとうれしい」



 


 矢咲を演じる高月彩良は、稽古期間を「原作の美しい世界観や、少女の頃にしか感じられない真っ直ぐな想いに洗練されていく毎日」と振り返り、「 2Ver.上演、客席に囲まれたステージ、色々な角度から見ることのできる特別な舞台です。 残るものが違ったり、どこに視点を合わせご観劇いただけるか、ご覧いただく皆様の色々な想いを乗せてもらえるような舞台になったら良いなと思っております」


 七木奏音が演じるのは小津。「最後の最後まで小津の隣で側で彼女をそっと見守り寄り添い続けたいです。これまでに過ごしてきた時の中で出逢ったできごとや大切な方を、ふと思い返してしまう。そんなひと時が、ご観劇いただいた皆さまに訪れてくれたらうれしく思います。そしてここで生きる4人の少女たちの想いに触れ、この空間を温度を色を香りを感情を、この雨の塔を一緒に過ごせること、楽しみにしています」


 21日まで全6公演。2バージョンあるが、どちらにも全キャストが出演する。全公演ライブ配信があり、キャストの生コメントもある。