トーナメント参戦へ意欲の祖根寿麻「朝倉海選手とやりたい。勝てそう」【RIZIN】

こちらもRIZIN初参戦の田丸

田丸「深い攻防にはならずに僕が倒すと思う」


 修斗からはバンタム級のトップランカーである田丸匠(NASCER DO SOL)も初参戦。渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)と対戦する。


 田丸はあと一歩のところでベルトは逃しているが、デビュー以来、“天才”と呼ばれ、現在は修斗バンタム級世界2位の実力者。


 この日のインタビューでは「試合が楽しみ。(渡辺は)バックの強い選手だが、そこまで深い攻防にはならずに僕が倒すと思う。(自分は)どの局面でも戦えるので、どこにいってもいいなという感じ。打撃、組み、寝技、打撃と動きのある試合になると思う」と話し“深い攻防にはならない”ということについては「だらだら長い試合にはならない。僕が早い段階でKOなり一本なりで取ってしまうと思う」とした。渡部は“マジカルチョーク”といわれるバックチョークが得意技なのだが「相手が裏をかいて殴りに来るという気もしないではないので、何が来てもいいような練習はしている」としながらも「あのバックは取られない」と勝利に自信を見せた。


 4月から始まるトーナメントについては「実質、この試合は1回戦みたいな話だと思う。勝って当たり前、勝ち方が問われる試合だと思っている」と話した。


 また修斗では前日に岡田遼vs大塚隆史の世界バンタム級タイトルマッチが行われるのだが「すげえいいカード組むなと思っている。修斗も大盛り上がりしてもらって、こっちも修斗の選手が出るので、そこでも大盛り上がりして、修斗もRIZINも“格闘技最高!”となればうれしい。内容だけは負けられない」と話した。4月からのトーナメントに参加し、勝ち進むと年内はRIZIN専念の可能性が高いのだが、田丸は「トーナメントが立て込んでくると出られないが、ベルトがどうこうではなく僕は修斗が好き。ファンのみんなも運営のみんなもいい人が多いので、単純にまだ出たいと思っています。ランキングも1位か2位でチャンピオンシップに届くので、このトーナメントに優勝して、修斗に出ても絶対に面白いですよね」と来年以降の修斗帰還も口にした。