Krush女王・菅原美優がJKファイターNOZOMIを返り討ち【3・21 K-1】

菅原の強烈な前蹴りが炸裂(撮影・蔦野裕)

前蹴りからの右ストレートでダウンを奪う


 試合は1Rから菅原がじりじりとプレッシャーをかけ、前蹴りを放っていく。NOZOMIはこの前蹴りと菅原の左ジャブが邪魔で得意のステップワークからのパンチをなかなか繰り出せない。NOZOMIも菅原の蹴り終わりにパンチを合わせにいくがやはり距離が遠く、なかなかクリーンヒットさせることができない。


 2Rも菅原はプレッシャーをかけ牽制しながら前蹴り。そして左の前蹴りから右ストレートをクリーンヒットさせ先制のダウンを奪う。前に出ざるを得なくなったNOZOMIも得意のパンチを放っていくがやはり距離が自分のものではなく、有効打を放つことができない。


 3Rになると強引に距離を詰めるNOZOMIだったが、距離が詰まると組みの展開となってしまう。菅原は右の打ち下ろしのストレートも冴えわたり、NOZOMIに付け入るスキを与えない。終盤、またも強烈な前蹴りを顔面に叩き込むと、最後はパンチの打ち合いにも応じ、3Rが終了。


 ジャッジは30-27、30-26、30-27で菅原が3-0の判定で勝利を収めた。