大沢文也が約1年半ぶりの勝利。川﨑真一朗は3連敗【Krush.123】

大岩が2つのダウンを奪いKO勝ち(撮影・荒木理臣)

 2Rも山本はカーフキック、ヴァレリーキックと大岩の足にターゲット。しかし大岩は強引に前へ出てパンチを放つと、こちらもカーフキックを出していく。山本優勢で試合は進むが、ラウンド終盤に大岩は右フックの連打から最後は右ストレートで先制のダウンを奪う。立ち上がった山本になおもラッシュの大岩だが、ここは山本がしのぎ切る。


 3Rになると山本はジャブからヒザを大岩の顔面を膝で突き上げる。大岩もパンチで反撃するが、山本は踏み込んではヒザを突き上げていく。しかしタフな大岩は倒れない。残り10秒、なんとしてもダウンを取りたい山本がラッシュをかけたところで大岩が下がりながらも右フックをカウンターで叩き込み、ほぼゴングと同時にダウンを奪い、KO勝ちを収めた。



「Krush.123」(3月27日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/-56kg契約/3分3R
○渚(K-1ジム五反田チームキングス)(2R2分9秒、TKO)輝久(月心会チーム侍)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/女子-53kg契約/2分3R
●小澤聡子(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-3=28-30、28-30、27-30)池内紀子(POWER OF DREAM)○

◆第1試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●林 京平(湘南格闘クラブ)(1R1分47秒、KO)國枝悠太(二刃会)○

◆第2試合/Krush女子フライ級/2分3R・延長1R
●ファエゼ・ウィラサクレック(WSRフェアテックス・イラン)(判定0-3=28-30、28-30、27-30)RAN(MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO)○

◆第3試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
●SEIYA(MAD MAX GYM)(判定0-2=29-30、30-30、29-30)竜樹(WSRフェアテックス三ノ輪)○

◆第4試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)(2R1分39秒、KO)西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第5試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(3R3分6秒、KO)山本直樹(優弥道場)●

◆セミファイナル(第6試合)/Krushライト級/3分3R・延長1R
○大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-0=30-30、30-30、29-29)川﨑真一朗(月心会ラスカルジム)●

◆メインイベント(第7試合)/Krushバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●吉岡ビギン(team ALL-WIN)(判定0-2=28-29、28-28、28-29)壬生狼一輝(力道場静岡)○
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