初参戦の兼田が栗秋に判定勝ち。栗秋は泥沼の4連敗【KNOCK OUT】

安達(左)のパンチが工藤に炸裂(撮影・蔦野裕)

決勝は安達vs響波


 3R、工藤はゴングが鳴るとパンチの連打も安達はしっかりガード。そして右ロー、右ストレートを返していく。安達はその後も多彩な攻撃で工藤を下がらせる。安達は最後はコーナーに詰めパンチのつるべ打ち。工藤もなんとかパンチを返すがクリーンヒットは放てず、試合終了。


 判定は3-0で安達が勝利を収めた。


 同リーグ戦は昨年2月から6選手が参加してスタートしたのだが、コロナ禍により大会の延期・中止が続いたことで、階級アップなどさまざまな理由で2選手が参加を辞退。今大会ではこの試合のほかに響波(2点/Y’s glow)vs前田伊織(0点/北流会君津ジム)の試合が組まれていたが、前田が現役を引退したことから参加を辞退。響波が不戦勝で勝ち点2を獲得し、勝ち点4となっていた。この日の安達の勝利で決勝は安達vs響波で行われる。



「KNOCK OUT-EX 2021 vol.1」(4月4日、東京・新宿FACE)

◆メインイベント(第6試合)フェザー級 BLACKルール 3分3R・延長1R
●栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)(判定0-2=29-30、29-29、28-29)兼田将暉(RKS顕修塾)○

◆セミファイナル(第5試合)バンタム級王座決定リーグ戦 バンタム級 REDルール 3分3R
○安達浩平(team AKATSUKI)(判定3-0=30-27、30-28、30-27)工藤“red”玲央(TEPPEN GYM)●

◆第4試合 スーパーバンタム級 REDルール 3分3R・延長1R
○森岡悠樹(北流会君津ジム)(判定3-0=30-29、30-27、30-27)横野 洋(キックボクシングジム3K)●

◆第3試合 スーパーフェザー級 REDルール 3分3R
○新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)(1R48秒、TKO)角谷祐介(NEXT LEVEL渋谷)●

◆第2試合 ライト級 BLACKルール 3分3R
●柴崎”ワンパンマン”亮(team AKATSUKI)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)カミシロ(PHOENIX)○

◆第1試合 スーパーフェザー級 BLACKルール 3分3R
●斧田雅寛(KIBAマーシャルアーツクラブ)(1R1分10秒、TKO)塚本勝彦(TORNADO)○
<<< 1 2 3 4 5