格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』第4話で特別コーチとして那須川天心が合宿に参加

総仕上げは試合形式のスパーリング

　そして、合宿の総仕上げとして、オーディションの合否に大きくかかわる試合形式のスパーリングを実施。5分2ラウンドによる、ユニファイドルールをベースに、マウントポジションでのパウンド攻撃や関節蹴りなどは禁止とした試合には、ドクターストップとなった2名を除き15名が参加した。

　ここで番組サポーターの数原龍友（GENERATIONS from EXILE TRIBE）が「覚悟が見えていた試合」と語ったのは、元東洋太平洋ランカー・入口裕貴（23）とキックボクシング歴8年・柳田龍彌（25）の試合。勝利を収めた柳田は「足がちょっと悪かったんですけど、もう壊れてもいいやって。これで合格じゃなかったら泣くっす」と興奮気味。

　しかし激闘の代償からか、柳田は最終日に朝6時から行われた練習は怪我により本格的には参加できず。それを見た髙谷氏は「（スパーリング）やめとけば？みたいな話はしたんですよ。そしたら“どうしてもやりたい”って」と明かす。怪我で悔し涙を流し、心身ともにピークだった柳田を突き動かしたのは妻子の存在。柳田は「嫁さんは、文句なにひとつ言わずについてきてくれた」「夢を叶えられたら恩返しなんじゃないかなと思います」と語り、一人息子についても「「パパ頑張ってね」と言われたことが力になった」と話し「息子にも真面目でカッコいいお父さんって見せたいですね」と一家の大黒柱の顔をのぞかせた。