大阪で五輪聖火リレーが開催。170名のランナーがそれぞれ思い乗せ、聖火つなぐ

高校生の聖火ランナー、市木秋広さん(Photo by Tokyo 2020)

 リレーは公園全体を15スロットに分けて、1人あたり約200メートルを走行。当初走行予定だった区間数か所を「ブロック」にまとめて1〜15へと順に周回した。


 中学1年生で車いす陸上を始め、短距離種目の競技歴は6年ほどになるという高校生の市木秋広さんは、「東京パラリンピックが開催されると決まってから、自分も聖火リレーで走れないかと思っていました」と、応募のきっかけを語る。夢が叶って、次は「いつかパラリンピックに出たいという気持ちになりました」と未来の目標を語った。


 コンビニ店長の辻繁和さんは毎年夏に子供たちが店頭に立つ「こども店長」を企画するなど、親子の交流や地域貢献にも力を注いできた。「コロナ禍で厳しい中、お客さんにたくさん支えてもらい、励みになった。今日は感謝の気持ちで走りました」と、晴れやかな表情で地元に感謝を伝えた。