両親から送られた言葉を胸に小林愛三が田渕涼香にリベンジ果たす【4・17 RISE】

小林(右)の右ストレート(撮影・蔦野裕)

試合後、涙で感謝の言葉


 最終の5R、ともにパンチを出し合うが、距離が詰まってしまい、組み合う展開が増えてしまう。しかしここでも小林はどん欲にヒザを当て、首相撲で田渕をコカしていく。しかしともに決め手を欠き試合は判定に。


 終始、試合をコントロールした小林が3-0の判定で勝利を収め雪辱を果たすと同時に正規王者となった。


 小林は試合後のマイクで涙交じりにファンと周囲のサポートに感謝の言葉を述べた。そして「私は世界に通用する強い選手に絶対になります。みんなが応援して、これからも“もっともっとアグレッシブに戦う愛三を見たい”と言ってもらえるような、自慢してもらえるような選手になります」と今後の飛躍を誓った。最後はまたも涙交じりとなってしまったこともあり「これで終わりにします。後は伝えたいことはSNS等で発信します」と締めくくった。