工藤政英が田渕神太に判定勝ちも「KOできなくて申し訳ございません」【4・17 RISE】

2人のパンチが交錯(撮影・蔦野裕)

 その1月大会では工藤への次期王者挑戦者決定戦が行われ、竹内将生(エイワスポーツジム)が勝利を収め、防衛戦が内定する中での試合となり、工藤にとっては負けられない状況での試合となった。


 試合は1R、工藤はいきなり距離を詰めジャブを放つ。田渕もローからのジャブを返す。田渕は早い踏み込みで回転の速い左右のパンチを放っていくが、この動きの中でバッティングとなってしまい、工藤が右目尻をカット。ドクターチェックが入る。再開後、工藤のローに田渕がパンチの連打。しかしプレッシャーをかけるのは工藤。工藤はパンチから右ロー。田渕はローからボディーブローをまじえたパンチの連打。工藤は詰めてワンツー。そして田渕のミドルをさばいてパンチの連打を当て行く。


 2Rも田渕は早い踏み込みからパンチの連打。工藤もパンチで応戦。しかし徐々に工藤がプレッシャーを強め主導権を握っていく。工藤の強烈な左フックからの左ボディーが炸裂。田渕もパンチを返すが工藤は左右のフック、ヒザ蹴りで攻め込んでいく。