“Mr.やりたい放題”堀井翼が里見柚己に判定負け【Krush.124】

顔面を血で染めながら反撃を見せる堀井(右)(撮影・蔦野裕)

 2Rも里見が前に出てパンチを放っていく。堀井は下がりながらも右のインロー、三日月蹴りを細かく当てていく。堀井もパンチを返すが、里見はプレッシャーを強め、左ストレートを何度も堀井の顔面にクリーンヒット。堀井は鼻を赤くはらしながらも三日月蹴り。そして里見のパンチにパンチで応戦。右のバックブローも繰り出すがスピードに欠け里見はしっかりガード。

 3Rも里見がプレッシャーをかけ、堀井が右の蹴りで応戦する展開が続く。その中でも里見がパンチを当て、堀井にダメージを与えていく。堀井の右ストレートが里見の顔面をとらえる場面もあるが単発。しかし里見の強烈な左ハイをもらっても堀井は“効いてない”のジェスチャー。里見もフィニッシュブローの的確さを欠く展開となり、3Rも終了。

 パンチで堀井にダメージを与えた里見が3-0の判定で勝利を収めた。

「Krush.124」(4月23日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R
○齋藤紘也(WSRフェアテックス三ノ輪)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)マーク・バード・ジェームス(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆第1試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
○里見柚己(team NOVA)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆第2試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●久保一馬(FIGHT CLUB 428)(判定0-2=29-30、29-29、28-30)立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)○

◆第3試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
●迅也(北斗会館浅科道場)(1R2分48秒、KO)昇也(士魂村上塾)○

◆第4試合/Krushクルーザー級/3分3R・延長1R
○植村真弥(WSRフェアテックス幕張)(1R1分43秒、KO)中平卓見(北眞舘)●

◆第5試合/Krushウェルター級/3分3R・延長1R
●FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)(1R2分7秒、KO)幸輝(インタージム)○

◆第6試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○小嶋瑠久(PURGE TOKYO)(2R1分25秒、KO)斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆ダブルメインイベント第1試合(第7試合)/第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
●真優(月心会チーム侍)(判定0-3=28-30、28-30、29-30)壽美(NEXT LEVEL渋谷)○

◆ダブルメインイベント第2試合(第8試合)/Krushウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)(判定0-3=27-30、27-30、28-29)松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス)○
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