パラ水泳のテストイベントが開催。感染症対策にバリアフリーも確認

写真中央・木村敬一(写真提供:PARAPHOTO・内田和稔)

 感染症対策では、選手や運営スタッフのスクリーニングテストをした上で、他との接触を遮断する「バブル方式」で臨んだ。木村も「選手は泳ぐ直前までマスクを着用したり、それぞれの袋に自分の衣服を入れて他の人と混ざらないようにしたりした。できる限りの対策をしていたと思う。こうした状況でもやれるという実績を積むことが大切」と振り返った。

 一方、施設のバリアフリーでは「トイレの音声案内が日本語だけだと、海外選手には分かりづらいと感じた」と木村。組織委大会運営局の森泰夫次⻑も「選手の声は非常に重要。こうした点も反映したいと思う」と話した。

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