志田未来が「看護の日」でトークイベント「看護師は人と人をつなぐ素敵なお仕事」

 トークでは新型コロナウイルスの話題も。ビデオにECMOが登場したり、病院内での感染症対策にもふれた。山本さんがしているのは病院内での感染症対策をする仕事。「病院に出入りする人すべての人、患者さん、職員、スタッフ、清掃のおじさんおばさんも含めて、みんなを感染症から守れる病院の体制を作るのが目的」だとし1日の流れを説明した。

 看護師を演じた経験もある志田は、2人の仕事ぶりを見たりトークをしながら、それぞれの仕事の内容や現状を聞くと、改めて「患者さんの病状を見るんだけれど、これまでの人生も見るというお話に、看護師という仕事は人と人をつなぐ本当に素敵なお仕事なのだと感じました」と、コメントした。

 また、「医療従事者の方やご家族の方が頑張っていらっしゃるからこそ、今の私たちの生活が保たれているんだということを実感しました」と、志田。そのうえで、「病院に感染症を入れないとおっしゃっていましたが、私たちができることは持ち込まないこと。これからも引き続き対策をしっかりして、自分にできることをやっていきたいと思います」

 山本さんは「新型コロナウイルスというのは無症状の方から感染してしまう。ちょっと苦しい考え方になりますが、すべての人が自分が陽性者かもしれないということを頭の隅において行動することで自分の大切な人を守れると考えていただけたらいいんじゃないかなと思います」と話した。

 イベントの最後に志田は「私たちが看護師の方とお会いするときは肉体的にも精神的にも弱っているとき。その時に看護師さんがかけてくれる言葉や笑顔にいつも救われています。看護師さんの存在自体が安心感につながりますし、希望です。どの職業も同じだと思いますが、看護師さんになる道のりは楽しいことばかりではないと思いますが、たくさんの仲間と出会って、たくさんの経験をして、理想とする看護師像を見つけて頑張ってください」と、エールを送った。