準烈がタッグリーグ初戦でクリス&本多に不覚。秋山「負けたけど立て直せば何とかなると思いたい」【DDT】

メインでは竹下(左)と火野がバチバチにやり合った

メインでは「ダムネーション」と「The 37KAMIINA」がドロー

 メインイベントでは「ダムネーション」の佐々木大輔、火野裕士組と「The 37KAMIINA(サウナカミーナ)」の竹下幸之介、勝俣瞬馬組が対戦。熱闘の末、30分時間切れドローに終わった。

 4人のパワーとテクニックがぶつかり合った一戦は、両軍共に譲らぬ一進一退の白熱の戦いとなったが、29分過ぎ、竹下と火野が強烈なエルボーの打ち合い。竹下はジャーマンで火野を投げ捨てたが、火野はラリアットを一閃。これは勝俣がカットし、竹下は火野をスクールボーイで丸め込むもカウントは2。ここでタイムアップのゴングが鳴った。

 竹下は「因縁の佐々木、いかに攻略するかって考えて臨みましたけど、火野さん強烈やな。僕もパワーには自信ありますけど、パワーの格が違う。次当たったら、火野狙いで、完璧なジャーマンで投げてやりたい」と振り返り「1分けしたから、もう負けたらきつい。気持ち入れ直して、明日(10日の無観客配信試合)、坂口(征夫)、樋口(和貞)の前KO-Dタッグチャンピオンを攻略しましょう」と前を向いた。

 一方、佐々木は「あと3秒あれば勝てた。誰だ止めたの? 見ての通り、俺たちのコンビネーションは世界最高峰。あと勝てば優勝だ」と優勝を宣言していた。

 またDDTでは6月10日からDDT最強の座を決めるトーナメント「KING OF DDT 2021」を開催する。出場するのは秋山準、彰人、上野勇希、遠藤哲哉、大石真翔、勝俣瞬馬、クリス・ブルックス、坂口征夫、佐々木大輔、高尾蒼馬、竹下幸之介、HARASHIMA、樋口和貞、MAO、吉村直巳、火野裕士の16選手。6月10日の東京・新宿FACEで1回戦、同20日の後楽園ホールで2回戦、7月4日の後楽園で準決勝と決勝を行う。

DDTプロレス「Ultimate Tag League 2021 in KORAKUEN HALL!!」(5月9日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
○岡谷英樹(5分31秒、ノーザンライト・スープレックス・ホールド)小嶋斗偉●

◆第二試合 4WAYタッグマッチ~イントゥ・ザ・リングルール 30分一本勝負
高木三四郎&納谷幸男 vs 男色ディーノ&○スーパー・ササダンゴ・マシン vs 大鷲透&平田一喜 vs 彰人&中村圭吾●
(11分14秒、イントゥ・ザ・リング)

◆第三試合 30分一本勝負
○遠藤哲哉&高尾蒼馬&マッド・ポーリー(8分54秒、片エビ固め)樋口和貞&赤井沙希&飯野雄貴●
※シューティングスター・プレス

◆第四試合 30分一本勝負
○坂口征夫(5分8秒、KO)岡田佑介●
※右ハイキック

◆第五試合 吉村直巳復帰戦 30分一本勝負
HARASHIMA&●吉村直巳(15分21秒、片エビ固め)上野勇希○&MAO
※BME

◆セミファイナル 公式リーグ戦 30分一本勝負
〈1戦1敗=0点〉秋山準&●大石真翔(13分9秒、エビ固め)クリス・ブルックス&アントーニオ本多○〈1戦1勝=2点〉

◆メインイベント 公式リーグ戦 30分一本勝負
〈1戦1分=1点〉△竹下幸之介&勝俣瞬馬(時間切れ引き分け)佐々木大輔&火野裕士△〈1戦1分=1点〉
<<< 1 2 3