初防衛の寺山日葵が「ベルトができるなら」とオープンフィンガーグローブでの戦いにも興味【RISE】

懸垂が1回もできないことを明かした寺山

「他団体の選手の中にも戦いたい選手が何人かいる」

 寺山は「負ければ地獄の格闘技の世界で勝つことができたのはうれしいことだが、課題が残る試合だったのでその課題を次に克服できるように、しっかり練習していきたい。これからも死に物狂いでこのベルトを守っていきたい」と真摯な言葉でタイトル戦から一夜明けた心境を語った。

 今後については国内では昨年のトーナメントの1回戦で苦戦したerika♥との再戦に言及。「他団体の選手の中にも戦いたい選手が何人かいる」とも口にした。

 新型コロナウイルスの影響で海外からの選手の招聘がままならない状況ではあるが、海外の選手との対戦については「やってみたいが、海外の選手と比べるとパワーとかフィジカルの部分で勝てないところが出てくると思うので、そういうところをレベルアップしたい。フィジカルも技術ももっと上の段階に行けるようにしたい。今年は懸垂を1回できるように頑張りたい。もともと腕立て伏せもできなかった。腕立てはできるようになったので、今年は懸垂と腹筋を割りたい」と意外な告白。懸垂が1回もできない中で、王者として君臨できている現状については「気持ち、負けん気の強さ。技術もフィジカルも5%ないくらい」と気持ちの強さでここまでで勝ち進んでいると自己評価した。