4連敗中の栗秋祥梧がNo-Ri-にTKO勝ちで連敗地獄を脱出【KNOCK OUT】

笑顔で花岡を称える松﨑(撮影・小黒冴夏)

 試合は花岡がプレッシャーをかけて回転の速いパンチと蹴りで攻め込んでいく。松﨑はコーナー、ロープを背負う展開が増えるが、左インロー、カウンターでパンチを当てるなど、手数は少ないものの要所で反撃。

 2Rも花岡の強烈なプレッシャーで松崎はコーナーにほぼ釘付けになる。花岡はパンチの連打にミドルの連打。組み付いてはヒザをボディーに叩き込んでいくが松崎は倒れない。松﨑の蹴りは花岡にキャッチされ足払い。

 花岡はヒジを狙うが、松崎はかわす。コーナーから逃れた松崎だが、花岡はなおも追いかけ三日月蹴り。下がりながらなんとかしのぐ松崎だったが、花岡はコーナーに詰めると右ヒジ一閃。これで松崎は左のこめかみあたりをカットし出血。

「しまった」といった表情を見せた松崎。ドクターストップとなり花岡がTKO勝ちを収めた。

「KNOCK OUT 2021 vol.2」(5月22日、東京・後楽園ホール)
◆無法島presents メインイベント 第9試合 KNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
○バズーカ巧樹(菅原道場)(判定3-0=30-26 30-25、30-25)大谷翔司(スクランブル渋谷)●

◆セミファイナル 第8試合 KNOCK OUT-BLACK女子46.5kg 3分3R・延長1R
○ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)(1R2分30秒、KO)MIREY(HIDE GYM)●

◆第7試合 KNOCK OUT-BLACKフェザー級 3分3R・延長1R
○栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)(1R3分、TKO)No-Ri-(ワイルドシーサーコザ)●

◆第6試合 KNOCK OUT-BLACKフェザー級 3分3R・延長1R
△小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺)(判定0-1=10-10、9-10、10-10 ※本戦判定29-30、30-29、29-29)銀次(Next 零)△

◆第5試合 KNOCK OUT-REDスーパーフライ級 3分3R・延長1R
●松﨑公則(STRUGGLE)(2R2分46秒、TKO=ドクターストップ)花岡 竜(橋本道場)○

◆第4試合 KNOCK OUT-BLACKライト級 3分3R・延長1R
●麻火佑太郎(PHOENIX)(判定0-2=28-29、29-29、28-29)古村匡平(FURUMURA-GYM)○

◆第3試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R・延長1R
○炎出丸(クロスポイント吉祥寺)(判定3-0=29-29、29-28、29-28)加藤和也(ドージョー☆シャカリキ)●

◆第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級 3分3R・延長1R
○濱田 巧(team AKATSUKI)(延長判定3-0=10-8、10-8、10-8 ※本戦判定1-1=27-28、28-27、28-28)酒井柚樹(TEPPEN GYM)●

◆第1試合 KNOCK OUT-BLACK女子45.0kg契約 2分3R
●川島えりさ(クロスポイント吉祥寺)(判定0-3=29-30、28-29、29-30)斎藤千種(白山道場)○
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