フェザー級王者・椿原龍矢が判定勝ちもアグレッシブなファイトを展開【K-1】
互いのローが交錯（撮影・堀田真央人）
その後、K-1は「K-1はKOを狙って戦う競技」ということで「倒しに行く姿勢」であるアグレッシブさに比重を置く判定基準に変更した。
この変更後、初の試合となった椿原は前日会見で「近い間合いでも倒せるし、遠い間合いでも倒せる椿原流のスタイルを作っている」と語った。
そして迎えたこの日の試合で椿原は1Rからこれまでの戦い方にアグレッシブさを加えた戦い方を見せた。序盤、中央を取った玖村の周囲を回る椿原は、玖村のローに右ストレートを合わせるなどカウンターを放ちながらも、前に出てストレートを放つと蹴りにもつなげる。椿原のパンチで玖村が鼻血を出すなど的確にダメージを与えていく。