山田洸誓が北野克樹にリベンジ果たし2度目の防衛【RISE】

緑川(右)が宮城に競り勝つ(撮影・小黒冴夏)

セミでは緑川創が宮城寛克に判定勝ち

 セミファイナルでは年内に「DEAD OR ALIVE」トーナメントの開催が予定されているミドル級で緑川創(RIKIX)と宮城寛克(赤雲會)が対戦。緑川が2-0の判定で勝利を収めた。

 試合はローとジャブの打ち合いからスタート。緑川は左ロー、右ボディーと放っていくと宮城は組み止め首相撲も、緑川は構わずボディーに左右のフックを放っていく。そして緑川は右ストレート、左ボディー、右アッパーからの左右のフックとパンチで攻勢に出る。

 2Rはともに前蹴りからパンチの打ち合いに。緑川が右アッパー、左フックと放てば宮城もジャブを的確に当てていく。緑川は終盤、ガードの隙間から右アッパー、左フックと当てては右ローにつなげていく。

 3Rも緑川はジャブ、アッパー、フックと的確にパンチを当てていく。宮城もプレッシャーをかけて右ロー、左ジャブ、右フックで反撃も、緑川はワンツーからロー、そしてすぐにワンツー。途切れることなく攻撃を続け、着実にポイントを稼いだ緑川が判定で勝利を収めた。

「RISE150」(6月18日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント RISEスーパーライト級(-65kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
○山田洸誓(王者/正道会館KCIEL)(判定3-0=48-47、48-46、49-47)北野克樹(挑戦者/誠至会)●

◆セミファイナル ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
○緑川 創(RIKIX)(判定2-0=30-29、30-30、30-29)宮城寛克(赤雲會)●

◆第7試合 紅絹引退エキシビションマッチ 2分2R無制限延長R
紅 絹(NEXT LEVEL渋谷)vs 小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)

◆第6試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
○北井智大(チームドラゴン)(1R2分25秒、KO)中尾 満(エイワスポーツジム)●

◆第5試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
○拳 剛(誠剛館)(判定3-0=30-25、29-26、29-25)戸井田大輝(戸井田ジム)●

◆第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
○石月祐作(KAGAYAKI)(判定3-0=30-26、30-26、30-25)櫻井 健(Hard Worker)●

◆第3試合 -51.5kg契約 3分3R
○星久保将城(蹴空ジム)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)帝 征(KGMキックボクシングジム)●

◆第2試合 バンタム級(-55kg) 3分3R
○松下武蔵(TRY HARD GYM)(判定3-0=30-28、30-27、30-27)アレックス太田(HAMBOLT)●

◆第1試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R
○山科直史(極真会館)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)三宅優心(KRAZY BEE)●
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