シャドウWXにミスター・ポーゴさんが降臨し30年前の“仇討ち”を宣言【8・15 FMW-E】

故ミスター・ポーゴさんを思わせるペイントを施したシャドウWX

 大仁田が対戦を受諾したことを伝え聞いたWXは某日、関東地区の山林で、火炎噴射特訓を敢行した。より師を感じるためにペイントを施して猛特訓に臨み、用意していた灯油10リットルはあっという間に使い切って、ファイアー攻撃に自信を深めた。

 ポーゴを名乗ることになったWXは「8月15日はミスター・ポーゴのすべてを背負って、ペイント、コスチュームも師匠と同様のもので出陣する。とにかく大仁田をビッグファイアーで焼き尽くしてやる!」と意気込んだ。

 そして「地雷だけじゃ物足りない。この前の“地獄のデスマッチ”より、火薬量を増やして、アイテムも過激にして、ミスター・ポーゴが降臨した俺にふさわしい“地獄のデスマッチ”を用意しろ! 俺は甲状腺がんや脳梗塞を患って地獄を見てきたんだ。これくらいどうってことない」と試合形式の変更を要求した。

“地獄のデスマッチ”とは、7月4日の旗揚げ戦で行われた試合形式で、ロープ2面に有刺鉄線電流爆破、電流爆破バット2本、爆破テーブル、そして場外にバリケードマット地雷爆破ボードが設置されるもの。これだけでも過去に例を見ない超過激デスマッチとなったが、極悪大王が降臨したWXはそれ以上の破壊力を求めてきたのだ。

 大仁田がこの要求を受け入れれば、大阪の地でさらに過激になった“地獄のデスマッチ”が繰り広げられることになるが、果たしてどうなるか?

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