大島優子、大沢たかおと“妖怪メイク”無しの対面にドキドキ? 赤楚衛二は「鼻に綿棒を…」苦労語る

 

 そんな寺田も驚いたという特殊メイクの苦労を明かしつつ、妖怪役を楽しんだ様子の豪華キャストたち。

 狐面の女役の杉咲花は「コーンロウというヘアスタイルなんですが1回やってもらうと1週間くらい外せなくて。1度、帽子をかぶるのを忘れてコンビニに行き妙な興奮を感じて楽しかったです」。天狗役の三浦貴大は「お面をかぶるのかなと思ったら生物として鼻が長かった。ペットボトルが飲めなかった」と苦笑し、雪女役の大島優子は「雪を演出してくれる人と青白い照明を当ててくれる人が常に寄り添ってくれていて、雪女の気持ちが盛り上がりました」と振り返った。

 天邪鬼役の赤楚衛二は「天邪鬼は人の頭皮を食べて生きているという設定があったり、意外とこだわっていて。地味に怖いんですけど(笑)。あと特殊メイクで鼻を付けたのですが、その鼻の穴がメチャクチャ小さくて、当時僕は花粉症で、メイクさんに綿棒を突っ込んでもらって鼻水を出してもらったりして申し訳なかったです」と意外な苦労話を明かした。大沢は「僕も大人なんだけどけっこう怖いんだなと思いながら見たので、肝試しみたいに劇場に来てくれたら」とキャスト陣の本気の妖怪ぶりに太鼓判を押した。

 この日は、出演者の中で誰が一番妖怪のようにピュアだと思うかという質問。寺田は「三池監督だと思います。世の中のいろいろなことを知っているから逆にピュアなのかなと思いました」と言い、三池監督から「やんわりけなしているってことですね」と言われタジタジとなったが、大沢は「毎回ご一緒するたびにピュアな人だと思う」、大島も「監督が一番妖怪っぽくてよく見ると目がピュアなんです」と寺田を支援。

 一方、杉咲はそんな寺田を上げ「心くんはごはんが大好きなんです。一度、栃木ロケで心くんと私と赤楚さん、スタッフさんで餃子を食べに行ったとき、普段、行儀のいい心くんが私の手を握って“早く行こう!”と(笑)」。赤楚も「僕も妖怪は心くんだと思ってます(笑)。僕は、こんな受け答えできなかったですし、出身地が近いので知っているお店の話をしたら僕の倍以上の知識を持っていて、僕の方が長く生きていたのにと情けない気持ちになりました」と苦笑していた。

 この日の登壇者は寺田心、杉咲花、大沢たかお、三浦貴大、大島優子、赤楚衛二、三池崇史監督。

『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は8月13日より公開。