松倉信太郎が4つのダウンを奪い判定勝ち。BLACK スーパーミドル級初代王座獲得【KNOCK OUT】

最後まで必死の反撃を見せた田村(左)(撮影・蔦野裕)

 3R開始直後にドクターチェックが入る。一連の打ち合いの中でバッティングもあったことから、一度はバッティングによる出血とアナウンスされるが、ジャッジ陣の協議により、ヒザ蹴りによる有効打でのカットと判断され、松倉は一気にピンチに。

 しかし松倉は果敢に打ち合いに臨むと右フックで2つのダウンを追加。田村もそのたびに立ち上がり、ラウンド終了間際にはパンチの連打で追い込むが、松倉を倒すことはできず、試合終了。

 計4つのダウンを奪った松倉が大差の判定で勝利し、初代王座に輝いた。

「KNOCK OUT 2021 vol.3」(7月18日、東京・後楽園ホール)

◆第8試合 初代KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王座決定トーナメント 決勝 3分3R・延長1R
○鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)(1R37秒、KO)宮越慶二郎(拳粋会宮越道場)●

◆第7試合 初代KNOCK OUT-BLACK スーパーミドル級王座決定トーナメント 決勝 3分3R・延長1R
○松倉信太郎(TRY HARD GYM)(判定3-0=29-24、30-23、30-23)田村 聖(拳心館)●

◆第6試合 KNOCK OUT-RED ライト級タイトルマッチ 3分5R
●スアレック・ルークカムイ(STURGIS新宿)(判定0-3=48-49、47-49、48-49)重森陽太(伊原道場稲城支部)○

◆第5試合 スーパーファイト KNOCK OUT-RED フェザー級 3分3R・延長1R
○安本晴翔(橋本道場)(3R30秒、KO)竹内賢一(Ten Clover Gym 世田谷)●

◆第4試合 スーパーファイト KNOCK OUT-BLACK女子 -48.4kg契約 3分3R・延長1R
○ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)(判定2-0=29-29、29-28、29-28)sasori(テツジム/PRIMA GOLD)●

◆第3試合 スーパーファイト KNOCK OUT-RED -57.0kg契約 3分3R・延長1R
○小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)(2R1分18秒、KO)横野 洋(キックボクシングジム3K)●

◆第2試合 スーパーファイト KNOCK OUT-BLACK -63.0kg契約 3分3R・延長1R
○バズーカ巧樹(菅原道場)(3R1分37秒、KO)康弘(ゴリラジム)●

◆第1試合 KNOCK OUT-BLACK スーパーウェルター級 3分3R・延長1R
○中島弘貴(LARA TOKYO)(1R2分8秒、KO)サッシス(カンボジア)●
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