ライト級トーナメントは弘輝、里見柚己、瓦田脩二、南雲大輝が準決勝に進出【Krush.127】

弘輝のカーフキックが炸裂(撮影・蔦野裕)

弘輝は東本に2-0の判定勝ち

 1回戦の最後の試合は東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 弘輝(team ALL-WIN)。

 戦前から弘輝が仕掛ける形で舌戦を繰り広げた2人だったが、1Rは探り合いに。2Rになると弘輝が距離を詰め左フックからパンチの連打、そして左ミドルと攻め込んでいく。東本は右ローも弘輝右ジャブから左ストレート、そしてヒザ蹴りと手数で勝っていく。1Rからの弘輝の左のカーフキックで東本はバランスを崩す。

 3Rはともにパンチを放っていくがクリーンヒットさせることはできない。ここまで判定が難しいラウンドが続いたことからともに一発を警戒。しかし弘輝は左のカーフで東本を転倒させ、終盤には左ストレートをヒット。ともに決定打を放てぬまま3Rが終了。

 判定は1人がドローだったものの、2人が30-29で弘輝。弘輝が際どい勝負をものにした。