工藤政英が3年越しの悲願達成。逆転KO勝ちでついに初防衛に成功【RISE151】

ついに初防衛を果たした工藤(撮影・蔦野裕)

 試合後の会見では「5Rフルに使ってKOできればと思っていた。まさか1Rでダウンを奪われて、奪い返して1Rで終わるとは思ってもいなかったので、自分自身がびっくりしている。1Rからあんなに来るとは思っていなかったので竹内選手のタイトルにかける気持ちを感じた」、ダウンを奪われたパンチについては「結構効いていた。パンチは見えていたが、隙間からうまくストレートを打たれた」、自ら奪った3度のダウンについては「今回はすごく作戦を練っていた。右クロスは試合前から狙っていた。ブロックを固めながら冷静に右クロスのタイミングを狙っていた。今までやってきた練習が試合で出せたので、倒されはしたが良かったと思っている」などと試合を振り返った。

 今後についてはリング上同様「ここ最近は初防衛戦をしていないことを僕自身気にしていて、この試合が決まってからはこのことだけを考えて死ぬ気で練習してきたので、次のことはまだ何も考えていない。ここでずばっと誰とやりたいとか言えればいいんですけど、本当にこの試合にかけてきたので、今はぽかんとしてます。これは(パンチが)効いたからなのか、すべてをかけていた試合が終わったからなのかは分からないですけど。今後のことは会長としっかり相談していきたい」と話した。

「RISE151」(7月28日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第8試合)RISEフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
○工藤政英(王者/新宿レフティージム)(1R1分48秒、KO)竹内将生(挑戦者/エイワスポーツジム)●

◆セミファイナル(第7試合) バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
●良 星(FIGHT CLUB 428/Team Bull)(延長判定1-2=10-9、9-10、9-10 ※本戦判定0-0=29-29、29-29、29-29)知花デビット(エイワスポーツジム)○

◆第6試合 -52.5kg契約 3分3R
△竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)(判定0-1=28-29、29-29、28-28)数島大陸(及川道場)△

◆第5試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
●山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo)(2R7秒、TKO=ドクターストップ)梅井泰成(TEAM TEPPEN)○

◆第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R
●瑠 夏(L-REX)(判定0-3=29-30、28-30、28-30)奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull)○

◆第3試合 -85kg契約 3分3R
●佐野勇海(NJKF拳之会)(2R2分20秒、KO)南原健太(極真会館)○

◆第2試合 -61kg契約 3分3R
●藤井重綺(トイカツ道場)(判定0-2=28-29、28-28、28-29)三輪力斗(真正会)○

◆第1試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
△星 憂雅(IDEAL GYM)(判定1-0=28-28、28-27、28-28)金塚聖也(チームドラゴン)△
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