那須川天心が対戦決定の鈴木真彦に「試合より大事なことがあるというのは考えられない」【9・23 RISE】

鈴木真彦

鈴木「みんな“どうせ負けるやろ”と思っていると思うがひっくり返したい」

 鈴木は「2015年にBLADEのトーナメント那須川選手に敗れてからずっとリベンジしたいという思いでここまでやってきた。昨年11月に『那須川天心挑戦者決定トーナメント』で敗れた時は、もうあかんのかなと思ったが、このような再戦の機会をいただいて感謝している。やるからには思いっきり盛り上がるような試合をしたい。6年前は何もできずに負けたが、成長した姿を見せられたらと思う」などとやっと実現する再戦への意欲を見せた。

 RIZINからのオファーについてはあったことを認めたうえで「プライベートの諸事情」を理由に断ったことを明かした。そのうえで今回のオファーを受けたことについては「コロナで外国人選手が入国できないので、これも運命なのかなと思う」と語った。

 那須川については「6年前は何もさせてもらえずに負けてしまったのであまり覚えていないが、世界で一番強い選手だと思っている」とその強さを認めつつも「どの選手もそうだと思うが、試合をやる前から負けるつもりはないと思う。倒しに行こうと思っている。チャンスがあれば1Rから行きたいが試合になってみないと分からない。みんな“どうせ負けるやろ”と思っていると思うが、そこをひっくり返したい」と勝利への執念を見せた。