8・15後楽園でKO-Dタッグ王座争う竹下&勝俣と秋山&岡田がバチバチに火花を散らし両軍共に勝利宣言【DDT】

秋山準

 岡田は「僕のなかでプロレスの価値観は大事にしたい。DDTに1月から参戦させていただいてる理由が、いろんなプロレスを吸収したいと。DDTには僕の知らないプロレスの世界がすごくあるし、それを感じながら試合をしてるんですけど。今回は秋山さんとタッグを組むということなので。僕は全日本にいましたけど、それは秋山さんの教えなんで。僕の価値観を大事にして、勝俣選手、竹下選手には対抗意識を持ってやります」とキッパリ。

 秋山は「プロレスに正解はないと言ってましたけど、僕のなかで正解はあるんです。ジャイアント馬場から教えてもらったプロレスが僕のなかで正解なんです。岡田もそうですし、下の人に正解がないから、正解がないとみんな言うんですよ。ガチッとしたものを教わってないから、みんな正解がない。俺はジャイアント馬場の教えが全部正解だと思うし。馬場さんの正解で、正解者がベルトを持つべきです」と述べた。

 タッグ選手権のわずか6日後(8月21日、富士通スタジアム川崎)に、秋山と竹下はKO-D無差別級王座をかけて対戦するが、挑戦者の竹下は「僕は別物だと考えてます。タッグ選手権を前哨戦の一つとして考えて防衛できるほど、簡単な相手ではないと思う。まずはタッグ選手権は絶対に落とせないので、まずは一つ勝ち。その後に無差別の戦い。頭の切り替えが大変になるかもしれないですけど。一つ一つ大事なタイトルマッチだと思うので」と話した。

 王者の秋山は「年齢的にも非常にきついとは思いますけど。今の僕なら大丈夫かな。正直40ちょっとのときより、今の方が調子がいい。去年、今年、最前線に戻ってきて、若い選手とたくさん試合して、気持ちも若くなってると思うので。タッグはタッグ、シングルはシングルで戦い方もすべて違うので。岡田という信頼する弟子がいるので、2人で獲りに行きたいと思ってます」と余裕すら感じさせていた。

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