【東京五輪】男子400mリレーはバトンがつながらずまさかの棄権。バスケット女子は日本が決勝進出

8月6日、女子バスケット準決勝でバスケ五輪新記録の1試合18アシストを記録した日本の町田瑠唯(左)(写真:ロイター/アフロ)

卓球男子団体が銅メダル。サッカー男子はメキシコに敗れ4位に

 卓球男子団体では日本が3位決定戦で韓国を破り銅メダルを獲得した。第1ゲームのダブルスでは水谷隼、丹羽孝希の「左・左ペア」が3-1で勝利。第2試合のシングルスでは張本が3-1で続き王手。第3試合のシングルスでは丹羽が0-3で敗れたものの、第4試合を水谷が3-0で締めくくり、日本はこの競技で2大会連続となる銅メダルを獲得した。水谷は伊藤美誠との混合ダブルスの金メダルに続き、今大会2個目のメダルとなった。

 新競技「スポーツクライミング」の女子複合決勝では野中生萌が銀メダル、野口啓代が銅メダルを獲得。同じく新競技の「空手」の男子形で喜友名諒が金メダルを獲得した。

 バスケットボール女子の準決勝で日本は87-71でフランスを破り決勝に進出。銀メダル以上が確定した。日本のバスケットが五輪でメダルを獲得するのは男女を通じ今回が初めて。8日に行われる決勝では世界ランク1位で五輪6連覇中の米国と対戦する。両チームは1次リーグで対戦し、86-69で米国が勝利を収めている。

 1968年メキシコ五輪以来53年ぶりのメダル獲得を目指し3位決定戦に臨んだサッカー男子の日本代表は1-3でメキシコに敗れた。

 日本は前半13分、遠藤がペナルティーエリア内でアレクシス・ベガを倒してしまいPKを与えると、セバスティアン・コルドバに決められ先制を許す。22分にはFKをホアン・バスケスに頭で合わされ0-2で前半を折り返す。後半13分にもベガにヘディングシュートを決められ0-3と突き放されたが、33分には後半から出場した三笘が左足で決め1-3と追い上げる。その後も、メキシコゴールを何度も脅かしたが追加点はならず。日本は4位に終わった。

 この3位決定戦は当初、20時キックオフの予定だったが、サッカー女子の決勝が暑さと陸上競技のフィールド競技を行ったことでのピッチコンディションの悪化を理由に、開始時間を21時に、会場を国立競技場から横浜国際総合競技場に変更したことに伴い、試合開始が18時からに急きょ変更されていた。

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