「令和の日本に復活せよ!」寺田心が“庶民の味方”大魔神を召喚

 

 映画にちなみ、妖怪にまつわるトークを楽しんでいた一同。そこに三池監督が「僕は小学校2年の夏休みに田舎に帰ったとき河童を見たことがあるんです」と驚きの告白。息をのむ寺田と猪股だったが、三池監督は「金だらいの中でキュウリをかじっていて、びっくりして声を上げたら“タカシ~”って呼ぶんだよ。…よく見たらおじいちゃんが行水してた」とオチをつけ、これには寺田と猪股も大笑い。

 また、この日は、往年の名作に登場する大魔神が本作で55年ぶりに復活を果たしていることにちなみ、バルーンでできた大魔神が登場。

 三池監督は「この映画のために復活させたというより、この時代が呼び寄せたんだと思います。今、大魔神の力をお借りする時が来ているのかなと思います」。

 虐げられた庶民のために現れるという大魔神にちなみ、願いたいことはと聞かれると、寺田は「この映画を見ていただきたいという気持ちと、皆さんお体にお気を付けくださいという気持ちです」。杉咲は「暑い日々が続いているのでちょっとでも涼しくなったら」。猪股は「今コロナでおじいちゃんやおばあちゃんに会えてないので、コロナがなかったときに戻してほしいです」とけなげな願い事。するとすかさず三池監督が「しばらく会ってないと河童になってるぞ」と茶々を入れ、子供たちはまたまた大笑い。

 寺田と猪股の「令和の日本に復活せよ、大魔神!」の呼びかけとともに、大魔神が高さ9.8メートルの大きさになり、その大きさと迫力にキャストたちも圧倒。寺田は「大魔神の復活に時の重みを感じています」と1968年に生まれたシリーズ最新作に、改めて意気込みを語っていた。

 8月13日より全国公開。