“ミスター聾プロレス”友龍が藤波辰爾との初タッグに向け勝利宣言【HERO 8・13新宿】

同大会のポスター

「理屈に合わないし、見てられなかった。友龍さんはマジメにひたすらプロレスをやっているんです。プロレスが好きなんです。俺もプロレスが好きだから、分かります。だからこそ、ワイルド軍のやり方は許せません。来人選手とは、(6・26川崎で)死力を尽くして戦ったからこそ、芽生えた信頼感がある」(後藤)

 6・26川崎で後藤、清水がワイルド軍との対戦を要求しながらも、GPS豊島修二会長は保留としたが、「私は、誰よりもワイルド軍、何よりベアーの力を知っているから。だから、即答しなかったんだけど、正規軍の頼もしい助っ人と言えば、この人しかいない!という片谷選手にオファーをして、快諾してくれたのでカードが決まった」(豊島会長)とした。

 一時は軍団の枠を超えてコンビを組んだ友龍とベアーだが、そのタッグ解散に端を発し、正規軍は若返りを図って意気揚がる。対するワイルド軍も、シューターを失ったが、新たな布陣で今大会に臨む。正規軍とワイルド軍の抗争は、まさに新たな時代を迎えたといってよさそうだ。

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