8・21川崎でのKO-D無差別級王座戦に向け秋山準と竹下幸之介が火花【DDT】

挑戦者の竹下

「過去の2度のシングル戦と何が変わったか?」との問いに、竹下は「一番は僕が変わった。秋山選手は今でも進化してるかもしれないし、DDTに来て変わった部分はあるかもしれないけど、それ以上にこの半年、ないしは今年に入ってから、僕が一番成長できた期間と感じてるんで。それを秋山選手と戦うことで、答え合わせができるんじゃないか」と進化を強調。

 秋山は「(竹下は)若干のケガがありましたけど、気持ちの面では前回、前々回より随分違ったと思う。昨日、彼と去年やった試合のVTRを見たけど、今のほうがだいぶ雰囲気も変わったし、大人になった感じはします。だから彼自身が変わったんだと思います。タイトルマッチに臨むにあたり、2回、ケガしたり、気持ちが落ち込んだり、そういう情報が出てきて、それは絶対にいけないこと。表に出しちゃいけないことだから。そこもしっかり考えて、いつも絶好調で、チャンピオンシップに臨むときは必ず絶好調。どこか悪くても絶好調。そこはしっかり考えてもらいたい」と余裕の発言。

 川崎決戦の6日前となる、同15日の東京・後楽園ホールではKO-Dタッグ選手権(王者・竹下、勝俣瞬馬組vs挑戦者・秋山、岡田佑介組)が控えているが、竹下は「タッグとシングルのチャンピオンシップは別物だと考えています。だけど、無差別級チャンピオンの秋山選手と6日前にタッグで当たる。もちろん意識する部分はあるのかもしれないですけど。でも、同一線上に考えてタッグ選手権を防衛できるほど甘い相手ではないと思ってるんで。勝俣とよく話をして、作戦を練ってるので。タッグ選手権、力を入れて頑張りますけど、勝俣に頼ってみるのもいいのかなって思ってます」とコメント。