“DDT10代プロジェクト”から13歳のエル・ユニコーン、18歳のイルシオンが8・21川崎でのビッグマッチで破格のデビュー【DDT】

会見に同席した高木三四郎社長

 弱冠13歳でのデビューとなるユニコーンは「記念すべき10代プロジェクトの最初のレスラーとして、デビューさせていただくことになり光栄です。東京五輪のスケートボードで金メダルを獲った西矢椛さんも僕と一緒の13歳で、すごく刺激を受けました。もっと練習して、川崎大会では僕が勝ちを狙っていきたいと思います。そして僕と同じ世代の人たちにもっとプロレスの魅力を伝えられたらなと思います」と、この若さで堂々たるコメント。

 イルシオンは「10代プロジェクトの選手としてデビューするからには、まずは川崎大会ででっかいインパクトを残して勝ちたいと思います。川崎の後に、8月29日の仙台でユニコーンとのシングルが組まれているので楽しみにしております。13歳のユニコーンに注目しがちだと思いますけど、イルシオンが10代プロジェクトの象徴として、10代のプロレスを世界に広めていきたいと思います。僕も東京五輪を見ていて、サッカーの久保建英選手に大きな影響を受けました。一つ上の世代でありながら、世界で戦って活躍している久保選手のように、僕も世界で戦って勝つようなプロレスラーになりたいと思いました」とユニコーンへのライバル心がメラメラ。

 デビュー戦について、ユニコーンは「対戦相手にイルシオンがいるのはすごく大きいんですけど。岡林さんという僕とは全然体が違ってムチャクチャ大きいプロレスラーがいるんですけど、力では勝てないので、技だったりでお客さんを魅了して、そのなかで一番目立ちたいと思います」と、イルシオンは「ヒートアップの16歳の今井礼夢選手もいます。10代の選手が3人いるので、そのなかで一番を取れるような試合をしたい。相手にはHARASHIMA選手もいます。これまでDDTのたくさんのベルトを獲ってきた選手もいるので、そういった選手たちも意識して闘っていきたい」と意気込んだ。

 なお、高木社長によると10代プロジェクトのメンバー募集は今後も継続し、希望者には入門テストなしで受け入れる意向だという。

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