伊藤麻希が「東京プリンセスカップ」を初制覇。10・9大田区で山下実優のプリプリ王座に挑戦へ【東京女子プロレス】

「東京プリンセスカップ」を制した伊藤

「山下が自分から“大田区でやろう”って言ってくれたことがうれしい」

 バックステージで伊藤は「人って幸せになれると変わるんですね。ずっと報われない人生ばかり歩んできたので、人の幸せとかねたんでたんで。今はすごく晴れやかな気がします。勝つまでは苦しかったし、顔も痛かったし。でも、あきらめなくてよかった。顔面骨折して優勝したらかっこいいだろうって強がり言っちゃったけど、大事な顔だよ。今までいっぱい間違った人生歩んできたと思ってたけど、人生何一つ間違いはなかった。全部正解だった。バッドエンドなんかないって思ってる。物語の途中なだけだよ。みんな前を向いて」としみじみと語った。

 山下とのプリプリ王座戦が決まったことについては、「山下とはまたシングルしたいって思ってた。勝ったことがなかったから。でも、このトーナメント優勝して、瑞希、中島翔子を破って。過去で一番自信はある。山下が自分から“大田区でやろう”って言ってくれたことがうれしくて。山下のことを信じてよかったなって思った。山下のおかげでいろいろ救われてるところもあるから。山下とやれることが楽しみ。何も怖くない」と自信を見せた。