「女子電流爆破プリンセス・トーナメント」に向け8選手が気炎。“令和の邪道娘”鈴季すず「優勝賞金500万円でフェラーリを買いたい」【FMW-E】

9・12鶴見で対戦するミス・モンゴル(右)と杏ちゃむ

 最も電流爆破の経験が豊富で“女版大仁田”とも称されるモンゴルは「大仁田さん、またこういうパターンで悪意あるカードを組まれて。やれ体格だ、かわいいだ。私は何なんだって話。大仁田さんが私を試してるのかなと思って。先日、先輩の保坂(秀樹)さんが亡くなりまして。FMW-E参戦にあたり、保坂さんが心配してくださいまして“オマエらしくアピールしてこい”と。“常にミス・モンゴルのプロレスだというものをやっていけ”と送り出されてきたので。そこでもう一つ背負うものがありまして、このリングに立たせていただきます。だからこんなヤツには負けません。ブスの意地を見せてやります」と涙混じりにアピール。

 対する杏ちゃむは「グラビアアイドルもやってるんですけど、デスマッチが好きで、デスマッチをやりたくてプロレスを始めました。電流爆破もやりたかったんですけど、初めてで怖い部分はあります。でも今後のキャリア、自分ができることを増やしたい。爆破をすごくしたいので勝ち進んでいきたい。モンゴルさんは何回も試合させていただいて体格差もありますし、勝てるかどうか不安な部分もあるんですけど今回は爆破。やり方によっては勝てるかもしれない。頭を使って勝ちにいきます。一番かわいく勝つのは私だ」と話した。

 世羅は「別団体ですけど、電流爆破のチャンピオンにもなってます。電流爆破で右半身が燃え上がり、右腕はただれ、髪の毛は燃え上がってなくなったこともあります。なので電流爆破を初めてやるライディーン鋼に思い知らせてやろうと思います」、鋼は「爆破初めてです。でもデスマッチをもともとやりたくて。PURE-Jではできないので、この場でやらせていただくことがうれしいです。世羅は爆破を経験してるんですけど、それに関係なく、暴れ回って潰したいと思います。そして上に上がっていって優勝して、自分の体に傷をつけて、勲章として残していきたい」と語った。