竹下幸之介が“3度目の正直”で秋山準を破り、KO-D無差別級王座を2年ぶり5度目の戴冠【DDT】

年末のビッグマッチが決定

 初防衛戦の相手がクリスに決まったことについては「結構大事なところでシングルマッチしてるけど、しばらくクリスには勝ててない。楽に勝てる相手じゃない。クリスとの戦いは注目度もピカイチだと思うので。ワールドワイドなタイトルマッチをした上で、クリスに勝って初防衛を決めたい」と早くも初Vを期していた。

 一方、王座から陥落した秋山は「アイツが元気だったんだろうな。絶好調ってお互いに言ってたけど、アイツの若さの絶好調のほうが上だった。(今後は)ちょっと離れて見て。行けるとこは行こうかな。クリスと竹下の試合を見て“なんだこの試合は?”って思ったら行くだろうし。まあ、チャンピオンの動向を見ましょう」と語った。

 挑戦が決まったクリスは「19年7月のKO-D無差別戦を最後に僕は彼に負けていない。一昨年のD王、昨年のD王、UNIVERSAL王座決定戦。全部僕が勝っている。通算成績は3勝1敗で僕のほうが勝っている。彼はAEWに行ったり、いろんなことを経て強くなったことでしょう。ただ僕もUNIVERSAL王者になったり、EXTREME王者になったり、いろいろあったのは僕も同じだ。強いタケシタが出てくると言うなら、それは僕も願ったり叶ったりだし、タケシタが強ければ強いほど僕の強さも引き出してくれる。そういう対戦相手なので、とても9月の対戦を楽しみにしている」と意欲を見せた。

DDTプロレス「WRESTLE PETER PAN 2021」(8月21日、神奈川・富士通スタジアム川崎)
◆アンダーマッチ 15分一本勝負
〇納谷幸男&中村圭吾(10分38秒、体固め)岡谷英樹&高鹿佑也●
※チョークスラム

◆第0試合 電流爆破8人タッグデスマッチ 30分一本勝負
○大仁田厚&高木三四郎&彰人&伊藤麻希(9分35秒、体固め)クロちゃん●&スーパー・ササダンゴ・マシン&黒田哲広&乃蒼ヒカリ
※電流爆破バット

◆オープニングマッチ スペシャル10人タッグマッチ~エル・ユニコーン&イルシオンデビュー戦 30分一本勝負
HARASHIMA&吉村直巳&岡田佑介&今井礼夢&○エル・ユニコーン(11分44秒、エビ固め)岡林裕二&TAMURA&渡瀬瑞基&飯野雄貴&イルシオン●
※変形ダブルニースタンプ

◆第二試合 ダブルリング・ダブルシングルマッチ 各30分一本勝負
○大鷲透(0分11秒、横入り式エビ固め)アントーニオ本多●
●平田一喜(0分11秒、横入り式エビ固め)男色ディーノ○

◆再試合 ダブルシングルマッチ 各30分一本勝負
×大鷲透(1分28秒、無効試合)アントーニオ本多×
※レフェリー一同が揉めたため。
×平田一喜(1分28秒、無効試合)男色ディーノ×
※レフェリー一同が揉めたため。

◆再々試合 真の第二試合決定戦~メインリングvsサブリング~ 30分一本勝負
〈メインリング〉大鷲透&アントーニオ本多&○木曽大介(2分53秒 首固め)男色ディーノ&平田一喜&松井幸則●〈サブリング〉

◆第三試合 スペシャルハードコアタッグマッチ 30分一本勝負
葛西純&○クリス・ブルックス(14分3秒、片エビ固め)勝俣瞬馬&MAO●
※プレイングマンティスボム

◆第四試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉遠藤哲哉&高尾蒼馬&○火野裕士(11分34秒、体固め)樋口和貞&坂口征夫&赤井沙希●〈挑戦者組〉
※Fuckin’BOMB。第43代王者組が3度目の防衛に成功。

◆セミファイナル DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉●上野勇希(17分10秒、クロスオーバー・フェースロック)佐々木大輔○〈挑戦者〉
※上野が7度目の防衛に失敗、佐々木が第5代王者となる。

◆メインイベント BLACKOUT presents KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉●秋山準(24分43秒、変形チキンウイング・フェースロック)竹下幸之介○〈挑戦者〉
※秋山が4度目の防衛に失敗、竹下が第77代王者となる。
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