オケタニ教授が語る「夜景おじさん」の神髄

58号 上野聖二さん(夜景おじさん🄬/オケタニ教授)

おじさんはいろいろと人生が豊富

 今年は何人のおじさんを?

「30人くらいですかね。コロナの影響もあって新人さんは2人くらいなんですが、新しく撮った写真もありますのでこれまで見に来てくれた方にも十分楽しんでいただけるかと」

 路上ナンパについては「最近、そろそろいいかなと思って、やってみたりはしたんですが…」と言うが新たな問題が発生。

「今はみんなマスクをしていて、撮影の時は取ってほしいとなるとなかなか写真を撮ることができないんです。あと、おじさんはいろいろと人生が豊富な方が多いですから“撮るのはいいけど、使わないで”とおっしゃる方も多いんです(笑)。過去に撮った人で、缶酎ハイを持っていたんですが、聞いてもないのに“これさっき○○で万引きしてきたやつ”とか言い出す人がいて。指に輪の入れ墨が2本入っている人もいました。どうやらそれはあちらの世界では“少年院に入っていた証し”みたいな暗黙の風習みたいなものがあるらしいんですよ。そういう人は写真展や写真集には入れてませんが」

 先日はマツコ・デラックスと村上信五がMCを務める「月曜から夜ふかし」でも取り上げられた。昨年から急激にメディアへの露出が増えた?

「でも去年の春ころもそういう取材の依頼は多かったんです。でもコロナでなくなったものがたくさんありました。秋にやった写真展のほうにも結構取材に来ていただいて。たけしさんと安住さんがやっている『情報7days ニュースキャスター』でも紹介していただきました。この前の『月曜から夜ふかし』の時は反応がすごかったですね。その後、SNSのフォロワーとかも1000人単位で増えたりして」

 最初の個展のころから「タモリ倶楽部に出たい」と言っていたのだが、実現の可能性もあるのでは?

「毎年言っているんですが、本当に出てタモリさんを撮るか、みんなで一人のおじさんを撮るかしてみたいですよね(笑)。でも今、タモリ倶楽部はほとんどロケがなくなってしまっているんですよね」