−65kg優勝の古宮晴「12月のK-1大阪大会に出場したい」【K-1甲子園】

−55kg優勝の大久保琉唯(右)(撮影・上岸卓史)

−55kg優勝の大久保琉唯「プロの舞台で世界王者になれるように頑張りたい」

 −55kgでは大久保琉唯(栃木県立宇都宮北高校2年)が決勝で齋藤龍之介(茨城県県立下妻第二高校2年)を2-0の判定で破り優勝した。

 大久保は1回戦で小林優斗(埼玉県立川口工業高校1年)をKOで破り波に乗ると、準々決勝では吉村匠(兵庫・STYLE高校2年)、準決勝は安尾瑠輝(兵庫県立青雲高校2年)をそれぞれ3-0の判定で下し決勝に進んだ。

 決勝で大久保は右フック、左ミドル、右前蹴り、右ローと常に先手を取って攻撃を繰り出していく。齋藤も強烈な右ミドルで反撃するが、ジャッジ2人が終始主導権を握った大久保を支持した。

 大久保は試合後の会見で「日々の練習の成果を出せてホッとしています。9月12日のK-1アマチュアで優勝してMVPを取って、それが終わったら、プロの舞台で世界王者になれるように頑張りたい。(決勝は)予選で齋藤選手とはあたっていて、2-1という判定。向こうも納得していなかったようだった。今回は2-0だが前より圧倒できたと思う」などと語った。