お腹が空いて目が覚めるのが悩みの前田敦子「無意識に子供のコーンフレークをそのまま食べてます」

「死神さん」配信記念イベントに登壇した左から竹中直人、前田敦子、田中圭、堤幸彦監督(左から)

 また作品について堤監督は「まず原作の面白いところをどうドラマとして具現していくかということがあった。冤罪事件ってなかなかテーマにしづらいところがあるが、それを毎回、興味深い語り口で連続的なドラマにしているのが今回の大きな見せ場。そこには当然、人間が揺れ動いている。本当のことを言っている奴もいれば、噓をついている奴もいる。それを儀藤が帽子のつばの奥からじっと見て、真実を知っているのか知らないのか…見極めて、最後にすべてが明らかになっていく。明らかになった後に“でもどうなの?”っていう部分もある。これが『死神さん』というドラマシリーズの一番のポイントではなかろうかと思う、ストーリーと人間の在り方のようなところに注目してもらえるとうれしい」などと語った。

 主演の田中は「主人公の儀藤堅忍という変な奴のキャラクターは見どころの一つになっていると思うし、事件が面白い。その事件を解決するまでの相棒が毎度変わる。1話完結ではあるが、それぞれのエピソードごとに特別感がある。1話完結ではあるが全体としてもつながっている。全6話、テンポよく楽しんでいただけるのではないかと思います」と見どころをアピール。

 前田が「田中さんが演じる儀藤さんはすごいシュール。長ゼリフもたくさん喋られているし、事件が解決した時の決め台詞は見どころ」といえば、竹中も「もう圭ちゃん演じる儀藤が最高。近づいてくるだけで何とも言えない圧迫感というか、圧がすごいというか。喋り方も普段の圭ちゃんとも違う独特の語り口調。それがまたたまらない。圭ちゃんには参らされた」と語るなど主人公の「儀藤」のキャラの濃さをうかがわせた。ちなみにその儀藤の決め台詞は「逃げ得は許しません!」というもの。

 ドラマは9月17日からHuluで毎週金曜に1話ずつ配信される。

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