「のれんの向こう側」【36歳のLOVE&SEX】#17

この日は、iroha RIN+とiroha petitとグッズ専用クリーナーを購入。ロゴ入りか無地か袋を選べるが、せっかくなのでロゴ入りをお願いした

 私がそこまで熱中できた理由は、やはり入口ののれんにあったと思う。

 今更アダルトグッズを買うのに人目も気にならない私が言っても説得力がないかもしれないが、自分自身、これまでいかに背伸びしてアダルトグッズを買いに行っていたかに気付いた。のれんがあることによって、本当に安心して商品を選ぶことができる。

 それは、のれんで目隠しできることによって、他の人にアダルトグッズを買っていると思われることに抵抗があるとか、男性にこの姿を見られたら誤解されそうとか、そういう不安を解消できるというのはもちろんなのだが。のれんの向こう側が「ここにいてもいいんだ」という安心感に包まれた空間だったという理由が大きい。こんなにストレスフリーな環境で、アダルトグッズを選んでいいんだ、という新しい発見があった。

 

 正直、ラフォーレ原宿という場所だし、アダルトグッズブランドの中でもオシャレ度の高いTENGA社の店なのだから、相当オシャレなPOP UPストアができるのだろう、という私の予想は、いい意味で裏切られた。

 iroha POP UPストアは、「これまで男性向けにしか存在していなかったアダルトショップを、女性の日常に持ち込んだらこうなる」という新しい提案を表現したお店だったと感じた。

田口桃子…2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。
営業、マーケティング等の部署を経て、2013年に女性向けアダルトサイト「GIRL’S CH」を立ち上げ。以来、GIRL’S CHの現場リーダーとして、サイト運営・企画・広報に携わる。
現在は新規事業の立ち上げを担当。
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