寺山日葵が王者対決で小林愛三に僅差の判定勝ち。「一つの負けが命取りとなる格闘技の世界で勝つことができてよかった」【RISE GIRLS POWER】

リーチを生かしたAKARI(左)はYAYAを中に入れさせない(撮影・堀田真央人)

YAYAウィラサクレックにTKO勝ちのAKARIが改めて打倒寺山を宣言

 この日の第6試合ではフライ級戦でYAYAウィラサクレック(WSRフェアテックス幕張)とAKARI(TARGET)が対戦した。

 YAYAはタイでプロデビューし、7勝1敗の成績を残し凱旋。2019年にJ-GIRLSスーパーフライ級王座を獲得し、RISEには今年5月から参戦。小林愛三の持つフライ級のベルトを虎視眈々と狙う。対するAKARIは今年3月に行われた「ミニフライ級NEXT QUEENトーナメント 2021」で優勝しRISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵への挑戦権を獲得。今年5月の「RISEonABEMA」で挑戦するも0-3の判定で敗れた。今回は再起戦で1階級上の相手と対戦する。

 試合は1R序盤からセンターを取ったAKARIの周りをYAYAが回る展開。AKARIは前蹴りで距離を取る。YAYAはローを放つが届かない。YAYAはフェイントをかけて中に入ろうとするが、AKARIは中に入れさせない。AKARIはプレッシャーをかけパンチの連打と前蹴り。やや効かされたYAYA。ラウンド終了間際には左ジャブにYAYAがダウンを喫する。